小島の手帖

持続可能なライフスタイルと教育 SL&E

SDGsの目標12(持続可能な消費と生産)は、SDGsになって出てきた概念ではなく、SDGsに先行すること2年ほど前(2012年)に提唱された概念です。

世界の環境問題会議は1992年のリオデジャネイロの世界環境会議にその発端がありますが、それから20年たった節目の年(2012年)に、UNEP(国連環境計画)が中心となって、「持続可能な消費と生産についてのグローバルアクション」の10年間の枠組み(10YFP)がまとめられました。

その一方で2014年に、UNESCOを中心として進められてきたESD(Education for Sustainable Development:持続可能な開発のための教育)強化の10年が終わり、10YFPの中のサブプログラムとしてSL&E(Sustainable Lifestyle & Education)が儲けられました。

ESDがなくなったわけではなく、もう一本教育を念頭に置いた国際プログラムが立ち上がったのです。私なりの解釈ですが

■ESDは、子供たちに自然の素晴らしさを中心に環境を意識してもらう教育

■SL&Eは、大人を含めて、どうすれば環境を破壊しない生活が営めるかという、実生活の教育

SDGs#12は10YFP と啓蒙を強く意識した目標といえます。それが目標12の2つのターゲットに表現されています。

12.1 開発途上国の開発状況や能力を勘案しつつ、接続可能な消費と生産に関する10年計画枠組み(10YFP)を実施し、先進国主導の下、すべての国々が対策を講じる。

12.8 2030年までに、人々があらゆる場所において、持続可能な開発及び自然と調和したライフスタイルに関する情報と意識を持つようにする。

この12.8「持続可能なライフスタイル」啓蒙の重要性は、
SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」
の切り口に表れてきいます。ターゲット4.7に書かれています。

4.7 2030年までに、持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等、平和及び非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得できるようにする。

具体的にSL&Eとは何なのでしょうか。では、また次回!

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