レポート

SDGs #12 つくる責任 つかう責任

NPO法人プラスチックフリージャパンでは、SDGs全17目標のうち目標12「つくる責任 つかう責任」は、最終的な目標というよりは、他の目標を達成するための手段として位置づけています。とても重要な目標であり、手段です。

作る側も使う側も、環境への、人体への影響を考えて責任ある行動をしましょう、ということですが、単に倫理的な呼びかけに終わらないと考えています。

目標12には、8項目延べ11個のターゲットがあります。当会として、特に注目したいターゲットは、次の2つです。

12.5 2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。

12.4 2020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物質やすべての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するために、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。

この二つターゲットをクリアし、目標12を達成し、ひいてはSDGsの全目標を達成するために、私たちが思考のフレームワーク(考え方、概念)として持ちたいものは、次の2つです。

■消費者として 持続可能なライフスタイル(Sustainable Lifestyle) の意識と実践

■生産者として 「ゆりかごからゆりかごまで」(Cradle To Cradle : C2C) を意識した製品のデザイン、流通。

この2つの重要なフレームワークについては、明日以降順次取り上げていきます。乞うご期待!

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