レポート

12/17「SDGsはじめの一歩」セミナー 収穫多く終了!

 

先週に引き続き「SDGsはじめの一歩」のセミナーが開催されました。
WMO(世界気象機関)認定 気候キャスターの井手迫義和さまからは「気候変動」について。
産業革命後より、気温の上昇を1.5度以内におさめないといけない。このままの状態で何も手をうたなければ、8年後には超えてはいけない線を超えてしまう。その結果、想像もできないほどの台風や洪水が起こる可能性がでてくる、と。

そして、スタンドアップパドラーの水本健介さまからは「海洋ごみの実情と今後の展望」について。原油を蒸留分離して得られるナフサが低価格であり、それをもってプラスチックも低価格でできるので市場に氾濫している。プラスチックは破断するけれども成分的な分解はできないので、半永久的にプラスチックはプラスチックであり続けるということ。
※水本さまのスライドはこちらから見ることができます。画像をクリックしてください。

 

 

 

 

 

 

 

プラスチックフリージャパン理事 小島政行からは、「ゼロウエスト」として、海洋汚染、大気汚染の現状とそれを解決するための一つの手段としてのゼロウェイストの提案がありました。埋立ゼロ、償却ゼロをめざして、ライフスタイルの改革が必要なことが説かれました。

今回も比較的小人数でしたが、参加者全員から活発な議論をいただきました。
こうしたローカルから実のあるセミナー展開をめざして来年もまた定期的セミナーを実施していく予定です。

 

 

 

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