ゼロウェイスト は必然的に 脱焼却炉
持続可能な循環型社会を目指すゼロウェイスト戦略に、資源回収の可能性を断ち切り、汚染のもとになる焼却炉を位置させることはできない。
持続可能な都市、ゼロウェイストの街づくりを指向する一方で、焼却炉の新設を目論むことには矛盾がある。
脱焼却炉は、世界的なトレンドでもある。
Paul Connet 著「The Zero Waste Solution」によれば、焼却炉はゼロウェイスト運動を25年ほど後戻ししてしまいます。
彼が掲げる、焼却炉の「要議論点」は次の10のポイントです。
焼却炉が良くない10の事柄
1.高額な建設費とランニングコストがかかる
2.雇用を生みださない
3.エネルギー収支がマイナス
4.柔軟性がない
5.毒性に強い灰が残る
6.毒性の強い大気汚染を起こす
7.毒性の強いナノ粒子を発散する
8.住民に反対意識が強い
9.持続可能性、循環社会(21世紀思考)に合わない
10.代替手段がある
次の5つの論点に要約できる。