酷暑の夏、雪のない冬、季節はずれの豪雨、猛烈な台風などの異常現象により、気候が危機的状況にあることにみなさん気づき始めています。世界では1700を超す自治体が、そして国内では35を超す自治体がすでに「気候非常事態宣言」を行っており、さらに多くの自治体の宣言が求められています。
この講演会では、気候危機についての世界的権威である東京大学名誉教授山本良一氏をお迎えし、『気候非常事態宣言の国際動向~カーボンニュートラル行動計画をどう作るか~』と題し、気候危機の現状と社会的な動き、そして、具体的な行動について解説します。後半は聴講者からの質問を交えながら、環境ジャーナリスト明石純子さんを迎えてのクロストークとし、地球温暖化を防ぐためのより具体的な行動への喚起へとつなげたいと思います